スルメイカ釣り

スルメイカ釣りとは

5月上旬くらいから大阪湾沿岸でスルメイカや甲イカが7月いっぱいまで釣れます。
特別な仕掛やエサは必要なく、針を除いて波止釣りで使われる道具で簡単に釣れます。
足場も良い所が多いので気楽に釣りができます。
時間帯は朝か夕方で、朝は日が昇ってから9時くらいまで、夕方は5時ごろから暗くなるまでです。

道具

磯竿
1〜2号の4.5mか5.4mくらいの特価品で十分に使えます。
スピニングリール
小型で3号くらいの道糸を巻いておきます。
イカ釣り仕掛
キビナゴを刺せる小型のイカ仕掛です。ハリスもセットされています。釣れているイカが小さいときなどに使うシラサエビ用の仕掛けもあります。
ウキ
オモリ負荷2〜3号で特に形状にこだわる必要はありませんが、棒状がアタリが取りやすいです。イカ用ウキもあります。夜は電子ウキを使います。
オモリ
中通しやタル付きで、ウキに合った号数より1〜1.5号軽い号数にします。たとえば、ウキが3号の場合は2か1.5号にします。
ウキ止め糸
ウキ止めゴムでもかまいません。
シモリ玉
小か中くらいにします。
ウキゴム
爪楊枝で固定します。
ケミホタル
夕方の釣りでは必要です。
遊動ウキ仕掛けは、ウキ釣り仕掛けを参照してください。


キビナゴをセットしたイカ針
スルメイカ道具
スルメイカ仕掛け

2段仕掛の場合

エサ巻きテーラを使った場合
2段仕掛けで使うことが多いです。
2号(SサイズとMサイズがあり)と3号(Mサイズのみ)があります。左側(頭が銀色)がオモリ付き、右側(ピンク)がオモリなしです。

この仕掛はキビナゴを針金で括るので、慣れるまでは多少手間がかかりますが、テーラに針金の溝が付いているので、取り付けやすいと思います。

エサ持ちは比較的よく、その上テーラ自体が長時間の蓄光タイプなので、イカに対するアピールは最高です。
また、テーラにケミホタルミニをセットすることもできます。

使い方は2段仕掛けの場合、5号の糸を使い、一番下にオモリ付きのテーラを、その60センチ上にオモリなしのテーラを付け、さらにその60センチ上にサルカンを付けてリールから出ている道糸に結びます。
1段仕掛けの場合は、オモリ付きのテーラーのみを使います。

エサはキビナゴなどの尾(後部)は必ず針より上になるようにします。
テーラからはみ出るような大きなエサだと針掛りが悪くなります。

サルカンから上は、イカ針を使った仕掛のオモリを省いたものと同じです。
また、右下の図のサルカンからオモリ付きのテーラまでがセット済みのものも市販されています。
(写真提供:しんすけさん)
カン付きチビイカ仕掛を使った場合
写真の仕掛けは、水中で目立たないようなハリスと針の2組のセットです。
この仕掛けは針の下にカンが付いているので、そこにサルカンを付けるだけで2段の仕掛けになります。

釣りの最中でも簡単に1段から2段、またはその逆も直ぐにできます。
ただしその場合、予めオモリの調整をしておかないと、ウキとのバランスが取れないことがあります。。

自分で仕掛を作る場合は、各ハリスの長さは5号の60cmくらいでよいでしょう。

エサのセットの仕方は、イカ針の軸にあるチューブを外してキビナゴなどを頭を下にして真直ぐに刺します。
イカ針にセットされているハリスをキビナゴに巻きつけてから2つのチューブを元通りに取り付けます。
キビナゴに巻きつけた糸がゆるい時は、1つ目のチューブを取り付けた時にゆっくりとチューブの上のハリスを引っ張るとしっかり絞まります。
チューブのセット時に手を怪我しやすいので十分に注意してください。
刺さりにくいときは無理をせず、串を濡らすと簡単に入ります。


釣り方

エサはキビナゴやイワシなどを使います。

タナは3ヒロくらいから前後して探します。
基本的に日中は深め、夜は浅めです。
道糸はあまりたるませず、時々軽くウキに変化をつけます。
アタリはウキが沈んだり止まったようになったり食い上げで倒れるなど様々なので、アタリがあれば多少大きめにゆっくりと合わせます。
リールは一定のスピードで巻きあげます。
そのとき竿をあおったり、リールのスピードをむやみに変えると針からイカが外れてしまいます。
イカが竿下まできたら、水面から少し上げたところで一旦止めるとそこでスミや海水を吐き出すので上げたときに掛けられるのを多少は防ぐことが出来ます。

食いのよいときは、ウキに変化があればゆっくりと竿を立てると重みがかかってイカが乗ったことがわかりますので、そのまま合わせて取り込みます。
早めに合わせることによってキビナゴを使いまわすことが出来ます。
食いのよいときに合わせるのが遅れるとキビナゴがかじられてしまい、釣れる度に交換することになり、せっかくの時合いを無駄にすることになります。
食いの悪いときはアタリがあってもしばらく待ってから合わせます。
キビナゴは多少いたんでいる程度ならそのまま使えますが、食いは落ちてしまいます。

夕方以降はケミホタルなどの発光体を使うと釣果がよくなります。

沖漬け

醤油、酒、ミリンを1:1:1の割合で混ぜ、一煮立ちさせてアルコール分を飛ばします。
ミリンは好みにより増減させてもよいです。
生きたイカを海水や墨を吐かせてタレの中に入れると、タレを吸い込みます。
中でイカがタレは吐いたりしますので、タレが飛び散らないような対策もしておいたほうがよいでしょう。
一晩漬けたものを内臓ごと輪切りにしそのまま食べますが、内臓が苦手な場合は取り除いていください。
もちろん火で炙っても美味しいです。
その場合は、一日くらい漬けていると更に味が染みます。

沖漬けのタレ自体はある程度日持ちしますが、イカを漬け込んだり水を加えたタレは保存することができません。

寄生虫について

スルメイカの内臓にはアニサキスの幼虫が寄生していることがあります。
通常は内臓に寄生していますが、死滅すると身のほうに移ってくることがあります。
醤油や塩などに漬けても駆除できません。

予防法としては、60度以上で加熱調理する、マイナス20度以下で24時間以上冷凍することです。
また、フェンネル(茴香)などに含まれているアネトールがアニサキスの頭部を破壊するので、一緒に食べるとよいといった報告もあります。

人間の体内に入ると、数時間後に激痛や嘔吐といった症状が現れることがあります。

スルメイカのポイントと状況

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